2011年09月08日
パーマがとれる?
パーマがとれやすい方っていらっしゃいますよね。
もともとクセの無い直毛の方に多い現象なんですが、かかりにくい上にとれやすく、何度かけても直ぐにとれてしまう。
しっかり細かくかけると痛んでバサバサになってしまい、そのうちにパーマが嫌いになってしまう。。。
でも雑誌やテレビに出てるモデルさんや女優さんのような、ふんわりした感じにしてみたい。
実はこれ、僕たち美容師もずっと悩んで来た問題だったんです
美容室って美容メーカーから代理店を通してパーマ剤などの薬品を仕入れるのですが、新製品が出るたびに「今度はかかりますよ!」「今度こそ大丈夫です」と説明を受けて、その通りにお客さまに伝えて施術をするのですが....
かかりません。。。かかっても直ぐにとれてしまいます。。
そんな事を20年以上繰り返していたわけなんですが、この3、4年前から徐々に改善つつあり、一昨年からは「かかりますよ!とれ難いですよ」と言えるようになりました。
実はこれ、薬剤メーカーの努力のおかげなんですよね。
パーマ剤の事を還元剤というのですが、還元とは髪の内部にある横のつながり(側鎖)を切るという意味なのです。
理論を詳しく説明すると分かり難くなるので、簡単にしますがパーマとは髪の内部の結合を1剤の力で切断しロットに巻き付けた状態にして、2液の力で新たな位置で再結合させて形を形成する作業なんです。
パーマ剤と呼ばれるものは厚生労働省で認められたもの、現状ではコールドパーマと呼ばれる(チオグリコール酸)とシスティンパーマとの2種類です。
髪の内部には親水性域と疎水性域があり、この2つの薬剤は髪の内部の親水性域に作用するのです。
そしてパーマのかかりやすい髪は親水性域の部分が多いということです...
次回につづく!
もともとクセの無い直毛の方に多い現象なんですが、かかりにくい上にとれやすく、何度かけても直ぐにとれてしまう。
しっかり細かくかけると痛んでバサバサになってしまい、そのうちにパーマが嫌いになってしまう。。。
でも雑誌やテレビに出てるモデルさんや女優さんのような、ふんわりした感じにしてみたい。
実はこれ、僕たち美容師もずっと悩んで来た問題だったんです
美容室って美容メーカーから代理店を通してパーマ剤などの薬品を仕入れるのですが、新製品が出るたびに「今度はかかりますよ!」「今度こそ大丈夫です」と説明を受けて、その通りにお客さまに伝えて施術をするのですが....
かかりません。。。かかっても直ぐにとれてしまいます。。
そんな事を20年以上繰り返していたわけなんですが、この3、4年前から徐々に改善つつあり、一昨年からは「かかりますよ!とれ難いですよ」と言えるようになりました。
実はこれ、薬剤メーカーの努力のおかげなんですよね。
パーマ剤の事を還元剤というのですが、還元とは髪の内部にある横のつながり(側鎖)を切るという意味なのです。
理論を詳しく説明すると分かり難くなるので、簡単にしますがパーマとは髪の内部の結合を1剤の力で切断しロットに巻き付けた状態にして、2液の力で新たな位置で再結合させて形を形成する作業なんです。
パーマ剤と呼ばれるものは厚生労働省で認められたもの、現状ではコールドパーマと呼ばれる(チオグリコール酸)とシスティンパーマとの2種類です。
髪の内部には親水性域と疎水性域があり、この2つの薬剤は髪の内部の親水性域に作用するのです。
そしてパーマのかかりやすい髪は親水性域の部分が多いということです...
次回につづく!
Posted by みゅーさん at 20:35│Comments(0)
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